こんにちは
wabisabi 魔女の森 あいです
明日から始まる盛岡での朝食会へ向けて、今日は一日、準備に勤しむ日となりました。
台所仕事という「アート」
久しぶりにじっくりと台所に立ち、丁寧にカツオ出汁を取る。 そして、その出し殻は甘辛い佃煮に仕上げていく。




昆布を切る時の「ザスッ、ザスッ」という心地よい音や、お鍋を開け閉めする響き。そのすべてがひとつのアートのように思えてきて、台所仕事とはなんて美しいのだろうと改めて感じました。
お客様には「いつもの朝食をお出しします」とお伝えしていましたが、やはり、いつも以上の最高の朝食を味わっていただきたい。 火鉢もしっかりと準備し、秋川牧園さんから仕入れたこだわりの食材もばっちり揃いました。

すべての準備が整った台所を見渡すと、なんとも言えない満たされた気持ちに包まれます。 「ああ、やっぱりわたしは台所仕事が好きだ」と、心からそう思いました。
探求と実験を繰り返した5年間

今の盛岡の家に来て約5年。わたしはこの台所で、本当にたくさんのものを作ってきました。
甘酒、様々な植物エキス、よもぎバームによもぎオイル。自家製酵母パン、納豆、お豆腐、生芋こんにゃく、糠漬け、りんごのシードルやリンゴ酢、山葡萄酵母、枇杷の種を使った杏仁豆腐、梅酒、梅シロップ、栗の渋皮煮、そしておせち全般……。
今パッと思い出すだけでもこれだけの数があり、「あれも作れるかな?これもできるかな?」と実験するように、自分流で手仕事を極めてきました。
それは、この台所という空間が素晴らしい場所だったからです。 ここにこもり、様々な料理を探求する時間が大好きでした。そのおかげで、今ではほとんどレシピを見ずに、その日の気分や状態に合わせた目分量で料理を作ることができます。 だからこそ、家庭の料理はいつ食べても飽きないのですね。
多面的な「わたし」の根底にあるもの

この台所で、丁寧に料理にこだわってきたのも「わたし」。 Web制作やコンサルティングを通して、経営者としてビジネスを展開しているのも「わたし」です。
「丁寧な手仕事」と「ビジネス」。一見すると対照的な顔に見えるかもしれません。 しかし、その根底にある「清貧ではなく、本質的な豊かさを求めている」という軸は、まったく変わっていません。
アプローチの仕方や見せている顔が違うだけで、どちらも「より豊かな世界を創造したい」という同じエネルギーから生まれています。
人は、いろんな一面があっていい。 いろんな顔があるからこそ、その人の人生は深く、美しくなるのだと思います。




コメント